アメリカと超高速回線

超高速回線政策

まずはこちらの記事を。

オバマ政権が全国超高速(100Gbps)ブロードバンド化に着手, Mozillaがアプリのコンペを開催(TechCrunch)
(タイトルに「100Gbps」とありますが、原文には一回も出てこないのでタイトルに関しては翻訳ミスかも。)

要はアメリカ中に超高速回線を張り巡らせるのを官民で協力して行いますって記事です。
しかも料金は今の料金の9割引き程度を目指すみたいです。すごい。

超高速回線の必要性

この政策の背景にはアメリカの通信回線への不満が高まってきているという現状があるのだと思います。
この記事を見る限り、現状のアメリカの平均接続速度は5.8Mbps(=毎秒725キロバイト)で世界ランク13位です。正直あまり速いとは言えません。(ちなみに日本は9.1Mbpsで2位)
今、アメリカではスタートアップ企業によるウェブサービスがまるで雨後の筍のように現れていますし、スマートフォンの普及により一人あたりの使用するトラフィックの量も爆発的に増大しているはずです。
そのような状況で平均5.8Mbpsではあまりにも遅すぎるといったところでしょう。
(「平均」なので大都市は速く、農村地帯は遅いのかもしれませんが)

トラフィック量が増大していく未来(参考)を考えると、
そこでは回線速度による「第2のデジタル・ディバイド」が生まれているのではないでしょうか。
いわゆる「クラウド時代」では、クラウドへのかけ橋は太ければ太いほど大量の荷物が高速に運べるわけですから。

また、これは個人だけに限った話ではないでしょう。
多国籍企業でも回線速度が法人税などと同じように、国を選択する上での重要な要素になる日がもう来ているのかもしれません。

おまけ

一番上の記事にも書いてある通り、MozillaとNational Science Foundationが「1Gbpsのネットワークがあったら何する?」といった感じのコンペを開催しています。

今(2012年6月18日現在)はアイデア募集の段階なので、技術者以外でも投稿することができるそうです。
(最終的には技術者がそのアイデアを具現化するためのアプリをつくるコンペになるみたい)
優秀アイデアには$15,000が贈られるそうなので、我こそは!と思う人は投稿してみては。

ただ、日本人は参加してもOKなのかな?という疑問はありますが笑

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