MacBook Pro無償修理
ようやく、受験勉強などが一段落し、卒業もできたのでブログを再び書き始めようと思います。
夏にはiPhone4買ったのでそれを書こうとも思ってはいたのですが、全くブログを書く時間が取れなかったのです…。残念。
MacBook Pro、壊れる。
さて、もう過ぎ去って久しくなってしまった出来事ですが、夏になんとメインで使っていたMacBook Pro(15-inch Early 2008)がぶっ壊れました。
画像編集、動画編集の途中でスタンバイにしたのですが、その後スタンバイから立ち上がることはなく、
最初は「あー、珍しくフリーズかな?」程度に思って、強制的に再起動したのですが、画面が暗いまま。
しかもすぐに電源が勝手に落ちます。(光学ディスクドライブの音はするのですが)
ちなみにこの時にスリープランプが点滅し、そのランプの挙動がおかしいので故障確定です。
AppleCareにも入っていなかったため、7万近い修理費になりそうでした。
当時は文化祭のパソコン関係の仕事(サイト、ムービー、etc)を一手に引き受けており、作業が1日滞るだけで大惨事に至る状況で,
修理費がそんなにかかるなら…、ということでMacBook Proを新しく買いました。
なお、それが手元に届くまでの数日間は代替機(iMac G4だったかな)を親戚のおじさんに借り、仕事を止めることなく環境を移行することができました。(おじさんありがとう!)
故障の原因は?
で、時は移って3月になりますが、ふと気になって今度は以前よりも詳しく故障について調べてみたところ、
なんと、NVIDIAのグラフィックプロセッサの異常が公式で発表されてました。
しかも、対象モデルにバッチリあてはまってるし…。(-_-;)
修理手続き
公式発表の症状には「ビデオが歪んだり乱れる」「画面が表示されない」とあり
電源がすぐに落ちるような症状はなく、多少心配だったのですが、
同様の故障に会った方のブログ(http://d.hatena.ne.jp/rabbit2go/20100101/1262343347)を発見し、少し自信(?)をつけてアップルサポートセンターに電話しました。
電話では、最初にどの製品についての問い合わせかと機会音声に聞かれるので、番号を押して答えていきます。
2,3回答えると、オペレーターにつながります。
自分「MacBook Proの故障で…。」
オペレーター「はい。シリアル番号をお願いします」
自分「XXXXXXXXです」
オペレーター「どういった症状でしょうか?」
自分「(上記)です」
オペレーター「少々お待ちください」
…(無音状態)
オペレーター「お待たせしました。いま電源をいれてもらってもいいですか?」
自分「はい」…(電源入れる→落ちる)…「すぐに落ちてしまいます…」
オペレーター「ありがとうございます。スリープランプはどうなってましたか?」
自分「点滅後、消えました」
オペレーター「ありがとうございます。そちらの症状は問題が報告されているので無償で修理させていただきます」
自分「(内心、小躍りしながら)そうですか、ありがとうございます!」
オペレーター「それではご住所などの…」
…
って感じに丁寧で好感の持てる対応でトントンと進んでいきました。
まさかその場で電源をつけてと言われるとは思ってなかったので、電源コードの用意に手間取りましたが、あとはスピーディに進みました。
修理を終えて
2日後(3/1)にはヤマト運輸が引き取りに来て、その2日後(3/3)にはもう修理済みのが届きました。早いっ!(@@;)
データは消えておらず、タイムカプセルのように当時の作業風景がきっちりデスクトップに残っていました。笑
ただ、この状態のが残っていてもしょうがないこともあり初期化して、すっかりきれいに。
なお、一緒にこんな紙が同梱されてました。
ロジックボード、つまり基板の取り替えだそうです。一番お金がかかるところですね、たぶん(・・;)
今までAppleは商品の面でのみの評価しかしていませんでしたが、今回サポートの面でもAppleを見ることができたのかなと思います。
電話対応は丁寧、行動は迅速、これなら言うことはないかもしれません。
ただし、メーカー側のミスでの修理の対象になるのが発覚した時点で、購入者に連絡するとか、そういったことはやるべきだと思います。
故障してから修理原因を探して、公式発表まで辿りつくユーザーは結構少ないんじゃないでしょうか…。(故障の症状から検索するのは容易でないため)
今回の教訓として、「自分で壊した覚えがなければ、メーカー側のミスも疑う」ということは肝に銘じておきたいです。