パソコン購入相談で気がついたこと・その2

前回から続きます。

電器屋でパソコンを買うメリットはあるか?

現在、インターネットを使えば、あらゆる機種のパソコンが電器屋より安価に手に入ります。
わざわざ電器屋まで出向いて、そこでパソコンを買う意味はあるのでしょうか?

もちろん、実物に触ることはできますが、そこで買う必要自体はないわけで…。

インターネットで調べて、候補を絞り、電器屋で触ってみて、インターネットで注文する…、
という流れは現代において、全く珍しくないでしょうし、むしろ自然な行動とも言えると思います。

今回、友達と一緒に購入したパソコンは全て電器屋で購入しました。
そこで自分が思ったことは以下の2つです。

1,良くも悪くも初心者向け

電器屋で陳列してあるパソコンは、まるでパソコンに初めて触れるような人を対象に売られているようなイメージを受けました。
主に、日本の大手メーカーのエントリーモデルがずらっと並んでいるのです。(15.4〜17インチノート)
そして、言わずもがな、いつ使うのかも分からないソフトがたくさんプリインストールされています。
価格帯はだいたい10〜20万。(上記ソフトを全部除けば少し安くなるんじゃ…とか思っちゃいます)

これでは、スペックを比較しようにも、どれも似たり寄ったりのものばかりで意味がありません。
せいぜい、色とデザインです。

やはり、ターゲットは10年前から変わらずに、「家庭の1台目のパソコン」なんでしょうか。
一家一台の時代は終わり、一人一台の時代が来ているにも関わらず、商品の売り方が変わってない所を見ると、メーカーも含めて、電器屋の未来は明るくないなという感じがします。

2,うまく使えば大幅値引きが可能

今まで、散々電器屋をこき下ろすような書き方をしてしまいましたが、もちろん電器屋で買うことにも大きなメリットはあります。
それがインターネット販売では考えられないような「大幅な値引き」です。

もちろん、大抵の電器屋の場合「価格.com」の最安値なんかと比べると高くついてしまいます。

しかしながら、インターネットのショップと違って、実店舗を持つ電器屋では時に在庫整理の関係で大変安くなることがあります。
もちろんこれは完全にタイミングが合わなければ意味がありませんが、「価格.com」の最安値をさらに下回るような価格になることもあるので、近所の電器屋のチラシだけでも少し注視しておくといいかもしれません。
(ただ、これはパソコンよりも外付けHDDのような周辺機器で起こることが多い印象があります。)

そして、もう一つ、大きく価格を下げることができるのが、「回線同時加入」による割引です。
フレッツ・光のようなプロパイダに同時に加入し、回線を引くことを条件に大きく値引きができます。(僕の友達では30000円安くなりました)
また、そのプロパイダの月々の金額が高くても、すぐに契約を切ってしまえば問題ありません。違約金が取られますが、間違いなくパソコンの割引額よりは安いはずです。

これは一人暮らしを始めるような場合じゃなければ使えませんが、逆にもしも一人暮らしを始めるのであれば、この手をぜひ活用したいですね。

まとめ

無難な1台目を買うときは電器屋で。特に回線同時加入の割引は見過ごせないメリット。
2台目以降はインターネット購入も考慮にいれて。