海外旅行での通信環境
前回はデジタルガジェット全般を扱いましたが、今回は通信環境に絞ってお伝えしたいと思います。
とりあえず安さを求めて…
もちろん海外では日本で使っているケータイやスマートフォンはそのままでは使えません。
もし何も考えずに海外でデータ通信をしようとすると、大手キャリアのローミングサービスを使用することになり、一日あたり最大3000円弱もお金がかかってしまいます。
海外で通信するとはいえ、いくらなんでもこれは学生には高すぎますよね…。
そこで今回使用したのが、レンタルのモバイルWi-fiルーターです。
モバイルWi-fiルーターのレンタルを行なっているサービスは多くありますが、今回はキャンペーン中で安かったこともあり、ビジョンモバイルのサービスを利用しました。
ルーターは空港で受け取ることもできるみたいですが、僕は郵送での受け取り・返却を選びました。
もちろん値段も魅力的ではあったのですが、決め手になったのはビジョンモバイルの提供するルーターが「LTE対応ルーター」であるということでした。
今回の旅行先であったアメリカはビジョンモバイルの「LTE通信対応国」であり、キャンペーンで970円/日でした。
約2週間の旅行だったので決して安い通信費ではありませんでしたが、大手キャリアの一日3000円弱に比べれば十分許容できる価格ですかね…?
複数人で共有して割り勘にするのがオススメです。
転送速度など
さて、気になる転送速度です。
借りたルーターはLTEの電波があるときは優先的にLTEに繋がり、LTEが使えないような所では3Gで通信するものでした。
これは確かノースカロライナ州ウィルミントンのダウンタウンでの測定だったはずです。
LTEエリア内だったので、移動中にGoogle Mapを確認するぐらいななら全くストレスありません。
この時電波強度を示すアンテナは5本中3本立ってました。
こちらも同じくLTEエリアですがやたら上り速度が速い…?!
この時はアンテナ5本立ってたはずなのですが、下り速度にそこまで変化が無いのが不思議でした。
場所はアトランタ空港だったと記憶してます。(ちなみにアトランタ空港は空港提供の無料Wi-fiを使うとアクセスできるサイトがなぜか限定されます。)
アメリカはいわゆる「観光地」と呼ばれるようなところなら、基本的にLTEが繋がるのでサクサクとインターネットを使うことができるのが嬉しいですね。
残念ながら3G通信中の速度は計測していませんでしたorz
たぶん上り下り共に300kbpsぐらいじゃないかと思います。
YouTubeをHD画質で見るのは厳しかったです。
これはサンフランシスコ空港の空港提供の無料Wi-fiです。
なかなか速くてびっくりでした。結構な人数が接続しているはずなんですが…。
もし海外に行かれる際、モバイルWi-fiルーターを持っていくのでしたら、できる限りLTE対応を選ぶことをオススメします。
旅行先で急に情報が必要となることも少なくないので、やっぱり速度は重要です。
あと、前回の記事にも書いたのですが、モバイルWi-fiルーターはバッテリー容量が小さいらしく、電源点けっぱなしだと4時間程度しか使えないので外部バッテリーを用意するのをお忘れなく。
おまけ
サンフランシスコのユニオンスクエアで撮った一枚。
秋オープンに向けて現在建設中のようでした。
やたら挑戦的な文句がズラリと書いてありました笑
(この向かいに建っているH&Mを意識しているのかもしれませんね)