MacBook Air (13-inch, Mid 2011)の延命手術
2019年も終わるという時期に2011年製のモバイル機を修理しました。
故障
2011年に買って以来、モバイル機としてよく働いてくれているMacBook Air (13-inch, Mid 2011)。
だいぶ前からディスプレイが調子が悪い状態が続いていたんですが、最近重症化してきて縦線が入ったり画面がネガポジ反転するようになってきました。
特に壊れるような衝撃を与えた記憶もないですが、買ってからもう8年を超えるのでいわゆる「寿命」ということなんだと思います。
キーボードはテカテカになってしまったのでシールを貼っています
買い換え or 修理
今回は買い替えではなく修理を検討することにしました。
私は外出先であまり重たい処理をするような使い方をしていないので、正直この2011年製の端末で処理性能的には十分です。
また、この投稿を書いている段階ではまだWi-Fi 6対応のMacBookが出ておらず、できれば買い換えるならそれが出てからがいいかなという理由もあります。
早速、修理店に持ち込んでディスプレイ交換を見積もってもらったのですが、お値段およそ55,000円。
それだけのお金があったら中古の同じモデルが買えてしまうので、今回は自分で直すことにしました。
困ったときのeBay
色々調べたところ、液晶パネルの交換はかなり難しいとのこと。どうやら偏光板が薄く、液晶をフレームから剥がすときに壊れやすいらしいです。
パーツを漁っていたら液晶ディスプレイではなくてディスプレイユニット全体がeBayで売っていたのでそちらを購入。送料込みで約15,000円でした。
米国ネバダ州発送で2週間弱で届きました
分解・換装
過去にSSDとバッテリーも換装しているので、このMacBook Airの分解はこれで3回目。解体も慣れたものです。
iFixitの案内に従って粛々と手を動かします。
ファン→IOボード→バッテリー→SSD→ロジックボードの順番で取り外し、最後にヒンジを外してあげれば簡単にディスプレイユニットが外れます。
最後に組み立て直して電源を入れます。いつもこの瞬間が一番ドキドキします。
…今回は一発で成功。無事ディスプレイがきれいに映りました。
あと1年ぐらいは頑張って働いてもらいましょう。